体脂肪計は、体脂肪を計ってない!?(後編)
体脂肪計についての後編になります。
前編をお読みでない方は、ぜひ前編をお読みいただいてから、この後編をお読みください(^_^)
前編では、体脂肪計は体脂肪を直接測定していないことや、両手で測定するタイプや体重計式の体脂肪計では、実際には電気を流して測定している部分が少ないことがお分かりいただけたと思います。
前々回、ブログに「新しく測定機器を導入しました!」というのを書かせていただきました。
この中で紹介している当店に導入した体成分分析装置「InBody」という製品は、先に述べた一般的な体脂肪計と同じで体内に電気を流して測定しているのですが、では一体家庭用の体脂肪計と何が違うのか。。。
まず1つに足にも手にも電極を使って測定している点です。要するに首と頭以外、ほぼ全身に電気を流しています。
2つ目に、周波数(交流電流の強弱)を変えて測定している点です。体脂肪計の説明書などに書かれている仕様書を見ると書かれていますが、家庭用の多くは「50kHz」の1種類のみが使われていますが、この50kHzだけでは体の水分量を精度高く測定することは不可能です。
当店で使用している「InBody」は、5kHz、50kHz、250kHzと3種類使用して測定しています。これにより、精度高く水分量を把握することができます。結果、水分量を精度高く測定することで、精度高く体脂肪量・率を算出することにつながります。
以上のように、上半身も下半身も測定する事、異なる電流を複数使用することにより、性別や年齢といったデータを測定結果に反映することなく、より精度の高い数値を知ることができます。
例えば165cmで体重60kgの人が測定したとして、男性や女性であろうが、はたまた20歳や80歳であろうが、体脂肪などの結果が変わったらおかしくありませんか?同じ身長と体重なのですから。
是非、体脂肪計をお持ちの方がいらしたら、性別を変えたり、年齢を変えて測定してみてください。おそらく体脂肪の結果に変化があると思います。
また、朝と夜で測定してみてください。これもまた結果が変わることが多々あります。
朝は、比較的体内の水分が均等に配分されていますが、1日活動した夕方や夜は重力の関係もあり、足の方に水分が多く配分されます。夕方や夜に足がむくむというのもこれが1つの理由でもあります。
足に水分が多くなるということは、体重計式の体脂肪計であれば、左右の足の間を測定していますので、水分が多い=電流が良く通る=体脂肪が少ない(筋肉が多い)と判断されます。
InBodyのように手も足もほぼ全身測定するのであれば、例え水分が足の方へ移動したとしても体脂肪などの結果への影響は少ないです。
測定機器やその他検査全般に言えることですが、同じ条件(朝なら朝、食事前、運動前、着衣の重さなど)で測定されることをお勧めします。
このブログをお読みいただき、より精度の高い体脂肪を知りたい!という方がいらっしゃいましたら、当店へお越しください。今でしたら無料、予約なしで測定させていただきます。
長々と最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
キタえ~る
住所:千葉県船橋市西習志野3-26-12 北習志野セントラルガーデン108号
電話番号:047-404-9929
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