体脂肪計は、体脂肪を計ってない！？（前編） | 船橋市北習志野で整体・パーソナルトレーニングを提供しサービス内容をブログでご紹介

前回、体成分分析装置「InBody」を導入したことについて書かせていただきましたが、今回はその装置の技術的なところに関して書きたいと思います。

家電量販店でも多く見かける体脂肪計。このブログを読んでいただいている方の中でも、ご家庭に体脂肪計をお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。

家庭用で一番多く販売されている体脂肪計のタイプは、体重を計るとともに体脂肪も測定されるタイプが一番多く販売されていると思います。

他には、両手で握って体脂肪を測定するもの、また体重計に乗りながら両手でもグリップを握るタイプもあります。

今回、当店で導入した「InBody」を含め、体重計型や両手で握って測定するタイプも全て体内に微弱な電流を流して測定する原理（生体電気インピーダンス法＝BIA法）を利用しています。

微弱な電気なので、ほとんど測定中に感じることはありませんが、「あっ、ちょっとピリピリする感じがある」と感じる方も時々いらっしゃいます。

電気は、体内の水分に沿って流れます。脂肪にはほぼ電気は流れません。

ん？ということは？？

そうなんです、体脂肪計と言いつつ、実は体内に電気を流した時の電気抵抗値を用いて体脂肪を算出しています。

家庭用体脂肪計で一番売れているのは、おそらく体重計型の体脂肪計だと思われますが、そのタイプは両足間に電流を流しています。

両手に体脂肪計を持つタイプは、両腕間に電流を流しています。

そして、体重計に乗りながら、なおかつ両手でも電極を持つタイプは全身（頭と首は除く）に電流を流しています。

逆をいえば、体重計式は胴体（体幹）部や両腕は測定しておらず、両手で持つタイプは、胴体（体幹）部や両足は測定していないことになります。

測定していない部分は、身長、体重、年齢、性別などなどのデータを加味して算出しています。

ここまでお読みいただければ、お分かりいただけると思いますが、一般的な家庭用の体脂肪計は、直接体脂肪を測定している訳でもなく、なおかつ意外と測定していない部分が多いということです。

この続きは、次回書きたいと思いますので、お楽しみに！