湿布について多くいただく質問。

query_builder 2022/08/05
リハビリ健康肩こり腰痛中高年

今お越しいただいているお客様や以前勤めていた医療機関でもよくいただく質問で多いのが、「冷たいシップと温かいシップはどちらが良いですか?」という質問をいただきます。

結論から言いますと、「お好きな方をお使い下さい」というのが答えです。


「何だ、その答えは!」と思いますよね?

大事なのはこれから書く以下の文章です。

意外と知らない方が多いので、ご参考になれば幸いです。


ドラッグストアでシップを見ると、「冷感湿布」と「温感湿布」を多く見ると思います。

ここで注意していただきたいのが、「冷感」と「温感」です。

読んで字のごとく

冷感=冷たく感じる

温感=温かく感じる

です。

あくまでも感じるだけなのです。

決して冷やしている訳でも、温めている訳でもありません。


もし、それらの役目を果たしているのであれば

「冷却湿布」や「温熱湿布」になるはずです。

私の知る限り、今のところそのような湿布は市販されていません。


冷感湿布はメントール成分が、温感湿布はカプサイシン成分が主に使われています。

ミント系のガムや飴を食べて、口の中がスースーして冷たく感じますが、決して口の中が冷たくなっている訳ではありません。

湿布もそれと同じなのです。


何か物に手や足をぶつけた時、「すぐに湿布を貼って冷やした」と言う方がいらっしゃいますが、それは間違いです。

上記の文章を読めば、冷やしていないことがお分かり頂けると思います。

ぶつけた時は、氷をビニール袋に入れて薄い布などに包み、患部を直接15~20分ほど冷やすのが正解です。

そして早めに医療機関で受診しましょう。


次回は、湿布の使い方について書きたいと思います。

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キタえ~る

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